週一回更新が目安。
ただ前回の管理人も怠っていたのでそこはご愛敬で。
こんにちは。今日は12月23日。すっかり更新が遅くなり申し訳ありません。
言い訳をさせて頂きますと、このPCの調子が悪くて電源が点かないといった事がありました。
それから、最近批評界では書記の方に質疑応答をノートに記録して貰っております。その為、この記事もただ「報告」だけではなく、より詳細な内容がこれを読んで居る方に伝わるのではないかと思います。
12月9日(火)
二松維新「魔法と蒸気」収録
題名「ある老人の人生と湯気の関係」作:徳川鐡
◆あらすじ…ある初冬、「私」は<昔話>を人に聞かせる為に駅前の喫茶店に向かって居た……。<それ>は老いた「私」がどのようにしてここまで成功を収めてきたか、というものであった。話を聞くのは徹夜明けの記者。語り手は「私」から「記者」へ、煙のように捉え所の無い、夢か現か不明瞭になっていく物語。
◆批評会にて
①ペンネームの由来
→本名に「徳」がつくこと、「ノリ」が「川」に似ている事、「nori(鉄)」を旧字体で「鐵」と表記した。
②作品を書くに当たって影響を受けた映画・小説・音楽
→「インセプション」(2010米SF映画)、「千年女優」(2002年日本アニメ映画)、江戸川乱歩「異人街」、「事件記者トトコ」「ROD」夏目漱石「夢十夜」など
③作中に登場する老人は本当は好好爺であるが、夢の中で厳しい口調で話すのは青年が外見から抱いたイメージである。
④作中、夢占いに関係ありそうなワード(山登り・間欠泉など)があるが、関係無い。
⑤作中出てくる「ベーグル」は実はドーナツ。「黄色いチョコレート」は「ゴールデンチョコレート」のこと。
⑥作者曰く、落丁っぽいギミックを使いたかった。
⑦祖母の種は新しい祖母が産まれて居たというまさかのホラー。ターミネーター説も浮上。
⑧「KT-TO」は筋斗雲をイメージしているが、このエピソードにも意味が無い。
⑨感想:夢落ちっぽくないのが好き
⑩作者のまとめとしては、「細かいところを詰めていく」「小手作で驚かせていくスタイルでいきたい」
12月11日(木)
二松維新「魔法と蒸気」収録
題名「アメーバル・スタンダード」作:塞翁
◆あらすじ…素子(もとこ)と変(かわる)は午前9時10分、噴水広場にある時計台で待ち合わせをしていた。彼らは映画館、買い物、レストランとごく普通の「デート」を行う。そして夕方、公園のベンチで変は素子の1つの決意を聞き……。本文中に挿入された作者オリジナルの歌詞、アメーバになった男と人間の女という設定といった作者独特の世界観で構成された物語。
◆批評会にて
①内容は、ミミズからインスピレーションを受けた。
②設定としては、15年前に突然男がアメーバと化し、男は分裂によって、女は人工授精で子供を作る。そうすれば一種の男女平等なのではないか。
③舞台は日本であり、近未来の話しではなく現在の別世界とのこと。
④どうして作中にラップ歌詞を入れたのか?
→話自体短く、4頁に満たないままで終わってしまったので挿入した。端的に作品の世界観を歌って居る。
⑤主人公たちが映画を観ている場面で、やたら「洋画」というワードが出てくるがどうして?
→映画へのアンチ。作者は高校時代に洋画を幾つか観たがどれも一緒とのこと。
⑥作中登場する「プランクトンとミカヅキモのエクリプス風パスタ」は実在するのか?
→しません。
⑦「ギド感溢れる……」の「ギド感」とはどれくらいギトギトしているのでしょう。
→ベトベトンが100体いるイメージ。この表現は作者の別の作品にも登場した。
⑧「ミドリムシシールド」「ミジンコシールド」は登場しているのに「エクスカリバー」のみそれ表記なのか?
→「エクスカリバー」に失礼だから。
⑨アメーバになった男の寿命は約50年であり、「分裂」するのは一生の内5~6回。
⑩作者の考えでは、女・男という2つの「性」ではなく、「中性」が1番である、とのこと。
以上です。長々と書いてしまいました。
12月16日(火)の活動と、在校生パイド・新歓パイドについてはまた後日報告致します。
それでは。
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初めまして
こんばんわ。
4月より二松学舎に入学することになった者です。
高校で文芸部をやっていた延長で活動に参加することになると思います。よろしくお願いします。
それにしても二松学舎、文芸関係のサークルが多いですね…どれに入っていいのか分からないので手当たり次第に兼部していこうと思ってますが、そちらの部員の先輩方でもそういうスタイルで創作活動をされる方はいらっしゃるのでしょうか?
気になっていたので挨拶がてら、返信を下さったら嬉しいです。
長々と駄文失礼しました。
4月より二松学舎に入学することになった者です。
高校で文芸部をやっていた延長で活動に参加することになると思います。よろしくお願いします。
それにしても二松学舎、文芸関係のサークルが多いですね…どれに入っていいのか分からないので手当たり次第に兼部していこうと思ってますが、そちらの部員の先輩方でもそういうスタイルで創作活動をされる方はいらっしゃるのでしょうか?
気になっていたので挨拶がてら、返信を下さったら嬉しいです。
長々と駄文失礼しました。
初めまして、入部希望者です
こんばんわ。
4月より二松学舎に入学することになった者です。
高校で文芸部をやっていた延長で活動に参加することになると思います。よろしくお願いします。
それにしても二松学舎、文芸関係のサークルが多いですね…どれに入っていいのか分からないので手当たり次第に兼部していこうと思ってますが、そちらの部員の先輩方でもそういうスタイルで創作活動をされる方はいらっしゃるのでしょうか?
気になっていたので挨拶がてら、返信を下さったら嬉しいです。
長々と駄文失礼しました。
4月より二松学舎に入学することになった者です。
高校で文芸部をやっていた延長で活動に参加することになると思います。よろしくお願いします。
それにしても二松学舎、文芸関係のサークルが多いですね…どれに入っていいのか分からないので手当たり次第に兼部していこうと思ってますが、そちらの部員の先輩方でもそういうスタイルで創作活動をされる方はいらっしゃるのでしょうか?
気になっていたので挨拶がてら、返信を下さったら嬉しいです。
長々と駄文失礼しました。
Re:こんにちは
コメントありがとうございます。
こちらは、大学の文芸サークルの中でも最も学生が多く在籍しており、部員の中には幾つか兼部をしている者もいますよ。
4月12日には、サークルが新入生を勧誘するイベントがありますので、もしよろしければ文芸愛好会にも気軽にお尋ねください。お待ちしております。
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